数日前、ユニクロが一日の売上高100億円というニュース。
いったいこの勢いはいつまで続くのだろう。
一店舗あたりの一日の売上ではそんなに驚くことはない気がしますが(創業祭だったし)、
でも100億は凄い。
世の中、デフレで安いもの安いものを人々が望んでいるというような表現を
メディアはするけれど、実際は少し違う気がする。
節約志向だとかいわれている今ですが僕は人々のお金の使い方に変化が
出てきているだけではないかと思う。
節約と言うと、生活におけるすべてに節制するイメージですが、携帯電話を持っている人は
ほとんどだし、パソコンを持てばネットに繋げるために一ヶ月に数千円の回線料金を支払う。
今まで、服を買えたりしていたお金がこうした部分に流れているのではないか。
こうした成熟したマーケットの中で新しい価値を生み出すのは本当に難しい。
今の日本は特にファッションにおいてそういった気配がしない。
音楽で言えばカバー曲が売れている状況。
流行が非常に掴みづらい。
多くの人が求めているのがユニクロのように普遍的なデザインで馴染みやすい服。
支持の理由は安心感だったりするのかな。