2010年11月12日金曜日

幻冬舎の非上場化

出版業界厳しいですね。雑誌の部数も減り、出版の販売金額五年連続で前年を下回りる
状況下で非上場化にすることにより、株主に対してとらわれて目先の業績を考えるのでは
なく、長期的に経営戦略をねることができるようになる。
しかも、上場によるコストは年間一億円もかかるらしい。
そうしたお金を使うよりも世の中の流れに即対応出来るような
改革をしてお金を有効利用する狙いではないだろうが
インディペンデントカンパニーで結果を出している企業は沢山あるし、一流企業=上場という
考え方も変わってくるのかも。
作家の村上 龍も電子書籍の会社を作ったようですし。
これから電子書籍は増加すると思うし、音楽もCDはなくなりつつある。
形にないものにお金を使うことが増えるのだろうか。
本もCDも棚に並べたり、人に貸したり、借りたりそういった楽しみというか
形があることの良さは絶対あると思いますが。
便利な世の中で一日家にいても、情報は簡単に手に入るし、買い物もできる。
人と接しなくても生きていける。
便利さを否定するつもりもないけれど、やっぱり人と人とのつながりが大切と感じることができる
場所やモノを造っていくアナログさも失ってはいけない気がします。