2010年10月19日火曜日

秋の空。























お寺の庭。






















お寺の中にウサギ小屋発見。





















最近、考えることがある。
組織について。
良い組織は上下関係が良好。
あたりまえだと思うけれど、意外にうまくいっているところは少ない。
トップに立つ人間は自己主張の強い自分の意思で動かないと気がすまない
プレイヤータイプと人を上手く動かす監督に徹するマネージャータイプがいる。
あくまで個人的な意見ですが、前者は非常に仕事ができて、人にも同じことを要求する。
後者は人に要求するのではなく、経験をつませ仕事のレベルを上げていく。
一人一人に意思と決定、選択肢を与えるため、すべてのことにおいて自分で考えることを
必要とするため、やりがいも感じ吸収することが多くある。
スポーツでも一流の選手が一流の監督になれるわけではなく、自分の経験やプライド
価値観を重要視する人ほど、良いプレイヤーを育てられない気がする。
押し付ける部分が多いため、素質や情熱をそぎ落としてしまいかねない。
ワールドカップの前、アルゼンチンの監督、マラドーナはエース、メッシにたいして
こんな言葉をかけたらしい。「僕を意識しすぎないで、君は君のプレーをすればいい。」
なにかと比べられてる二人。その中で、マラドーナは僕は今は監督。実際にフィールドに立って
プレーするのは君だよ。というメッセージなのかなと思いました。
監督は監督にしかできなことを、プレイヤーは一生懸命、動き働く。
こういったバランスがとれていると組織は強くなる気がします。
トップダウンの組織は弱体化していてもトップは良かれと思って推し進め
気がつかないうちに崩壊していくケースが多い、経験こそすべてという時代ではないのかな。
経験を生かすも殺すもトップのさじ加減ひとつで組織全体の士気に影響して
一人一人が意思を持って働ける環境作りができると思います。