最近読んだ本。新堂 冬樹の作品はすごくダークな世界観に
読みながら吸い込まれる感じで好きです。カリスマは宗教がテーマ。
人の深層心理や極限状態での心理がかなりリアルに描写されている。
人が何かを信じる力の強さと恐ろしさ。
信じたりすることで救われることも多いと思うけれど、自分を見失うと間違った
方向に進んでしまうのかな。
人のもろさと弱さは誰もが時には抱えるはず。
誰かを頼ったりすることも大事だけれど、自分自身をしっかりと持って判断すること
はもっと大事だと思います。
フィクションだけど、色々考えさせられる作品でした。